飲食アルバイトから介護職へ。将来、訪問介護を目指して|T.M. さん(31歳・男性)の転職成功事例

T.M. さん(31歳・男性)東京都 介護職(ヘルパー)

職務経歴

私はこんな介護職(ヘルパー)です

介護職に転職する前は、某有名なテーマパーク内にある会員制レストランのアルバイトとして、クロークスタッフやホールスタッフを経験しました。荷物のお預かりや料理の提供を行う接客、レストランの予約受付業務が主な私の業務でした。役者を目指していたので、アルバイトがない日には芝居の稽古に没頭していました。

なぜ、介護職に就こうと思ったかというと、埼玉にある実家が2世帯で暮らしていたのですが、今話題の老老介護がきっかけです。実家に帰っても「大変そうだなぁ」とただただ眺めているだけで、何か手助けできるわけではありませんでした。そのうち、自分に手助けすることは出来ないかと考え、アルバイトや稽古の合間を縫って、介護職員初任者研修を受講しました。資格を取得したかったわけではなくて、親の身体的、精神的サポートに繋がればと基本的なことだけ良かったので、介護のスキルを身に付けたいと感じました。

今の仕事を通して、自分は頼られる事が自分の存在価値であり、喜びややりがいに繋がると思うようになりました。介護職は社会的意義のある職業ですので、誇りを持ってこの職業と向き合っています。役者よりも、献身的に人のサポートをする介護の方が自分の性分と合っている気がします。

役作りも介護職のスキルのうち
役作りをして、利用者と接することで直接的に相手と衝突することが少なくなりました。介護職は感情労働ですので、ホスピタリティが何より重要です。認知症の方や気の強い方に対して、時には感情的な気持ちを抱いてしまいそうな時もあると思います。そんな時は、その方が大好きな俳優の役になりきって、映画のワンシーンを真似てみたり、大切にしている思い出に登場する主人公に扮してエピソードを話してみたり、一人ひとりアプローチの方法を自分なりに変えています。介護の現場はマニュアルがあってもないようなもので、それが通用しない世界だと思います。だから、日々自分なりの介護方法を考え行動に移しているのです。

介護職への一歩

どんなことがきっかけで介護の仕事を始めようと思ったのですか?

実家の老老介護がきっかけです

資格を取得刷る以前は、何もしていなかったといえば嘘になりますが、会話をしたり、車椅子に乗せて散歩に連れて行ったり、階段の上り下りを介助したり、その程度の介助はしました。ただ、食事や入浴、排泄、着替えの介助はじめ、起床就寝介助、身体整容、清拭など基本的な介助は正直なところ、人に任せっきりでした。

以前から介護に興味はありましたか?

実家に介護職やセラピストが出入りしていたので、自分でも何か出来ないかと思っていました

介護の現場を目の当たりにすると、自分自身何か出来ないかと強く思いました。人に任せるだけで、何も出来ない自分がいると、ずっとモヤモヤした気持ちが心のどこかにありました。

介護の仕事をしてから、どのような印象を持ちましたか?

「今」という時間が一番大事だということ

私が勤めている施設では、90歳以上の高齢者が4割を占めます。入職間もない頃に経験したことなのですが、演奏発表会を楽しみに利用者が、その発表会前に持病のため亡くなられてしまいました。明日やろうと思っていたことが、明日出来ないかもしれないということを痛感しました。だから、利用者の些細な言葉をなるべく拾うようにしていて、今すぐに出来るなら今やるように心がけています。介護職は社会的意義のある職業であると同時に、色々な方の人生に触れることで気づかされることが多い職業でもあります。

今後の目標を教えてください

デイサービスから訪問介護へ

介護福祉士の資格を取得後に、訪問介護の道に進みたいなと考えています。生活により密着した環境で介護に触れたいと考えているからです。「出来ない」から介助するのではなく「出来るようになるまで」介助するが私のモットーです。矛盾するかもしれませんが、訪問先で「もう介護はいらないよ」と言われるような瞬間にたくさん立ち立ち会いたいと考えています。

職務経歴概略

私のざっくり変遷記

2009年4月~2015年6月 会員制レストランのスタッフ(アルバイト)

来店されたお客様の荷物の預かり、席までのご案内を担当するクローク業務と食事の提供をするホール業務。アルバイトがない日には、俳優養成所で稽古を行う。

2015年10月~ デイサービスセンターでの介護業務(1日平均25名)

介護スタッフとして、ケアプランに沿った介護サービスの提供。居室清掃や洗濯、レクの企画など。

インタビュー実施日:2017年3月15日

注意

当サイトはユーザー様の善意の書き込みによって成立しているサイトです。しかし口コミの中には意図しない内容が投稿される場合がある点を、予めご理解いただきますようお願い申し上げます。サイトに投稿された情報は必ずしも正確であるとは限りませんので、自己の責任と判断でご利用ください。なお、投稿頂いた内容に、主観的・感情的な表現、もしくは個人を誹謗中傷するような表現がある場合、運営側で掲載可否を判断させて頂きますのでご了承ください。