仕事とプライベートの両立が難しい。仕事のプレッシャーも『#介護職辞めたの私だ』

「介護職を辞めたい」が生まれた瞬間

職場でお昼休憩中で、それは起こった

ホーム長『明日土曜日、●●さん欠勤になりました。どなたか代わりに出勤出来る方はいらっしゃいますか。』

(シーンと静まり返る、フロア)

同僚A『明日は親戚の家に遠出するのでお断りします。』

同僚B『明日は法事があって・・・』

先輩『んーー。私も予定会って無理。有給たくさんとってる〇〇さん(ワタシ)なら大丈夫じゃないですか?この中で一番年下だし。』

(ワタシに集まる視線)

ワタシ『えっ!?ワタシも予定があっ・・・(ワタシは明日、彼氏とデートなのに)』

ホーム長『この中でも休み申請は融通利かせてるつもりだし、先月もある程度シフトを調整したつもりだから、〇〇さん(ワタシ)、お願いしたい・・・』

先輩『はい、けっていー!!!じゃ、〇〇さん(ワタシ)明日お願いね!』

他にはこんな悩みも・・・

私の悩みや愚痴を聞いてください

職番の人間関係は良好だけども・・・

私が働いていたのはとある田舎の介護施設だった。1階はリハビリ施設を充実させた階になっており、2階は最低限の介護で生活ができる人々、3階は要介護の人々というように、建物の階で利用者を分けていた。そのためスタッフも階ごとに違っており、2階で働いている私にとっては1階や3階で働く人および利用者さんとのかかわりはほとんどなかったのである。

私が担当した2階では、自分でご飯が食べられる人もいれば食べられない人もおり、着替えができない人もたくさんいた。介護の必要度に差が大きかったため、それぞれに合わせた介護を行うのが非常に大変だった。それでも私のことを必要としてくれる利用者さんは多く、利用者さんのご家族も頼ってくれてやりがいを感じられる仕事だと思っていた。

同じ2階に勤務するスタッフはチームワークが良く、力仕事は積極的に男性スタッフが行ってくれて、女性スタッフは着替えや歯磨きなどの細々としたお世話を積極的にやるようにした。そうすることで数多くいる利用者さんに対応できるようにしていたのだ。

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仕事の休みが不規則で辞めたいと思う気持ちが強くなった

そんな私でも介護職を辞めたいと思うきっかけはたくさんあった。まずは仕事の休みが不規則だということだ。

当時私には遠距離で交際している恋人がいたため、少ない仕事の休みの中で一生懸命時間を作って会いに行っていた。しかし介護の仕事は日勤と夜勤のローテーションで不規則だった上に、誰か1人でも休んでしまうとその穴が大きかったため、休日出勤を強いられることも多かったのだ。仕事だから仕方がないと思いながらも、彼に会う時間がどんどん削られている現状に限界を感じたこともあった。

完全週休二日制の求人を見ると、どうしてもそっちに興味がいきがちだった。

利用者さんや家族からのプレッシャーが耐え難い

次にストレスだが、これは利用者さんやそのご家族に対して感じることが何度かあった。利用者さんの中には痴呆が入っている人も多く、誰かに私物を盗まれたと大騒ぎする人や、他の利用者さんを殴ろうとする人、スタッフに対して暴言を吐く人もいた。もちろんこれらは仕方がないところがあるため、うまく対処していくにはどうすればいいかを常に考えながら行動するようにしていたが、私も人間なのでカチンと頭にくることも多々あった。

また、時折様子を見にくるご家族の中には、自分の家族を優先的に見てほしいなどの理不尽な要求をしてくる人もいたため、こういった対処には非常に疲れを感じていた。日常的なストレスが蓄積していき「もう行きたくない」と出勤拒否をしようと本気で思ってしまうほど私は追い詰められた。

そんなときには同じ介護スタッフたちで飲みに行き、愚痴や悩みを言ってストレスを発散させることで、なんとか勤務を続けられた。きっと同じ悩みを持つ同僚の存在がなかったら、私はすぐにでも辞めてしまっていただろう。

心もとない言葉がずっと引っかかって・・・

最後に利用者さんの心にもない言葉だ。「年を取ると赤ちゃん返りをする」とよく耳にするが、介護職をしていると本当にそれがよく分かる。まるで小さな子どものようにやきもちをやき、他の利用者さんの相手をしているだけで「あの人は私のことを避ける」というような被害妄想を持たれていた。その程度ならまだ可愛かったのだが、中には感情的になって怒り出す人もいた。

「もう顔も見たくない」と言う人や「近寄るな」と叩いてくる人もいたのだ。仕事だから私はできるだけ笑顔で受け流すように努めたが、そのような罵声を毎日浴びせられるとメンタルも傷つくものだ。あまりにも辛い時にはスタッフルームでこっそり涙を流したこともあった。

介護施設では日々どんなことが起こるか分からない。楽しく1日を過ごせることもあれば、あまりにも辛くて逃げ出したくなるような日もある。利用者さんだけを相手にすれば良いのであればまだしも、そのご家族がクレーマーだと最悪だ。そんな中でもうまく立ち回れるような人だけがこの業界に生き残れるのだろう。やりがいを感じられるのも確かだが、辞めたいと思うほど追い詰められるのも日常茶飯事だった。

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