LiVYELLとは?

LiVYELLとは?

当サイトについて

介護職やリハビリセラピストの転職体験談を掲載した口コミ評判サイト

LiVYELL(リヴェール)とは、「live(生活する、暮らす)」+「yell(エールを送る)」という英単語を組み合わせた造語です。現役の介護職やリハビリセラピストの実体験を元に、このサイトを通じて「踏み出す一歩で未来を変えられる」というメッセージを伝えたいと思います。

また、求人サイトの口コミや評判についても、実際にそれら求人サイトを使った介護職やリハビリセラピストの方にインタビューを行い、その評価を掲載しています。

職種や働いている施設、仕事内容、雇用形態、就業機関、さらに家族構成や勤務地が違えば、一人ひとりの仕事に対する向き合い方、その時のモチベーションは異なってきます。ですので、すべての情報があなたに該当するわけではありません。自分自身に必要な情報を取捨選択し、将来、自分が納得する働き方が出来るように情報を活用して頂ければと思っています。

今こそ考える、自分の未来

替えがきかない人材とは?

世界でも類を見ない高齢化社会に突入していることは周知の事実ですが、実際に高齢者が日本の総人口に対して、どの程度占めているのかご存知ない方が多いかもしれません。

老齢人口(65歳以上)は、2016年には26.7%、すでに4人に1人は高齢者です。2060年には、老齢人口の比率が39.9%に達し2.5人に1人が65歳以上という計算に。さらに4人に1人が75歳以上という時代へ突入です。

では、理学療法士はどうでしょうか。

日本で初めて理学療法士が誕生したのは1966年で、183名の方が有資格者として新しい人生を歩み始めました。それから約50年の年月が過ぎ、いまや理学療法士の数は、129,942名(2016年1月)。年間では約1万人の理学療法士の資格保有者を輩出しています。

高齢者の自立支援は目下の課題とされており、理学療法士は「早期リハビリテーション」「地域リハビリテーション」の担い手として、これからの時代に欠かせない人材と言っても過言ではありません。地域包括ケアシステムの概念も導入され、より介護の分野が在宅にシフトし、活躍のフィールドが増えることも間違いないでしょう。

間違いなくリハビリのニーズは高まり、その専門性を買われ必要な人材となっていきます。しかし、一方で国の施策により、有資格者は年々と増加していきます。

あなたはこういった状況を踏まえ、これから起こりうることをどのように考えますか?

未来の話ですのでここでは言及しませんが、結局のところ、その市場価値の高低さは需要と供給の物差しで測られます。

実際の仕事内容に置き換え考えてみましょう。死亡リスクが高い疾患は、「癌」「心疾患」「呼吸器疾患」です。今では癌リハ、心臓リハ、呼吸リハが浸透しましたが、これらを学び、専門的に内部障がいに取り組む理学療法士は少ないと思います。全国にどれくらい存在するのでしょうか。

整形分野、脳血管疾患分野を中心に発展してきたリハビリですから、これは学生の時からほとんどの方が勉強していますので、前者後者どちらが重宝されるかは判断出来ると思います。もちろん、施設の患者の入所状況によってその差異は生まれますが・・・。

では、ずっとこの先も癌リハ、心臓リハ、呼吸リハの希少性が保たれるのでしょうか。

この市場価値という考えは介護福祉業界に限った話ではありません。また、決して今の仕事を辞めろ、変えろということを言っているわけではありません。ただ、今、自分が置かれている状況から「今の仕事を続けていくべきかどうか」「今の仕事のやり方のままで良いのか」を考えてみると、何も危機感を抱かずに楽観視できないはずです。だから今、立ち止まって自分の未来を真剣に考えて欲しいのです。

もしかしたら、求人票を眺めるだけでも何か変わるかも知れません。転職活動は、自分がどの程度の市場価値なのかを知る手段にすぎないですが、自分の将来を考え「働く」選択肢を増やすための手段でもあります。

あなた自身を守ってくれるのは、国でも行政でも病院でも会社でも施設でもありません。あなた自身です。

このサイトが、自分の未来を考える一つのキッカケになれば幸いです。

おまけ

これは、社会人になって半年が経った頃に、大学の友人から送られてきた電子メールである。

違和感

お久しぶり。元気にしてる?突然ですが、仕事を続けるリスクと続けないリスク、人によっては辞めるリスクと辞めないリスク。仕事をしていれば、様々な解釈の仕方がある。今なら、どれを選択する?

教わったこと、指示されたことを一生懸命にやろうとする真面目さは持ち合わせているが、逆に何も教わらないと動かない、動けない世代。世間一般では、我々の世代をゆとり世代という。そう。その中に俺はいる。

会社の将来性に不安を感じているし、残業が多く休みが取れないことに対しての不満はある。だからといって、今すぐに行動を移せるかというとそうでもない。

慣れた環境・仕事を捨て、一から仕事を覚えなおすリスク。仮に転職が上手くいかず、離職期間が長引いたとき、世間体が悪くなるリスク。会社を辞めると収入源がなくなり、無一文になるリスク。これらを総合的に判断すると、社蓄として自分の時間を売ってお金を貰っていたほうが、断然リスクは低い。

だから、辞めるリスクと辞めないリスクを考えた時、俺は後者を真っ先に選択したのだ。上司に服従したっていいじゃないか、だって社蓄だもの。何が言いたいのか、察してほしい。

P.S 来月実家帰るんで、その時また連絡するわ。

「あーだりぃ、くだらねぇ」

大学2年生の時、友人がよく口にしていた言葉だ。彼の行動には、さらに「なんとなく」や「とりあえず」という言葉が付きまとう。将来やりたい仕事があるわけでもなく、こうなりたい、社会的地位を確立したい、金持ちになりたい、いい車に乗りたい、いい家に住みたいという彼の意思を感じた事はない。だから、どういった企業に入社したいという気持ちなんてものは、あるはずがなかったと思う。

なんとなく普通の仕事に就いて、普通の家族を作り、とりあえず普通のマイホームを買って、子供が成長して結婚し孫が出来て、とりあえず不自由なく余生を過ごし、一生を終える。人より良い人生を送りたいと望んでいるわけではなく、可もなく不可もない人生を望んでいた(のだろう)。これが当時、彼が「とりあえず」考えていた、将来設計だ。

しかし、いざ、就活解禁の合図が鳴ると状況は一変した。

就活生は誰かに急かされるかのように、無個性な人間へと変貌していった。髪を黒く染め、リクルートスーツを着て優等生に変身する人間。SPIの試験問題で必死に知識を詰め込もうとする人間。休み時間中に模擬面接をやっている人間。ESを見せ合って不安を払拭しようとする人間。さらには、自分のキャッチコピーを考えたり、自分を色に例えると何色かを考えたりし始めたのだ。

学歴至上主義と大企業志向が蔓延し、就活というサバイバルゲームから転げ落ちぬように、周囲の人間は、会社説明会だの、インターンシップだの、OBOG訪問だの、ES作成だの、適性検査だの、自己暗示をかけ、必死にレールに乗っかろうと急いでいた。

そして、彼もその渦に巻き込まれ、「とりあえず」化粧品卸の中小企業へ入社した。荒波に抗うことも出来ず、流れにまかせて、「なんとなく」就職先を決めてしまったということは言うまでもない。

あれから8年目。彼は今、一人前の潜水士になるため、勉強や訓練をしている真っ最中だ。「なんとなく」や「とりあえず」で、生涯の職として潜水士を選んだかどうかは定かではないが、彼は踏み出した一歩で自らの未来を変えようとしたことは、紛れもない事実である。

そう、彼は希少性の高い仕事に就くことで市場価値を高め、誰とも「替えがきかない」人へと成長していた。