中間管理職から見る介護士の人間関係について

中間管理職から見る介護士の人間関係について

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ktkt19900109
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介護士 管理職
高校卒業後、祖父の介護をきっかけに介護士の道へ。介護士としての経験は12年。現在は特別養護老人ホームで介護士の実業務以外に、20代ながら管理職を兼任。15人のマネジメント業務も行う。空いた時間に介護士の仕事やキャリアについて執筆活動をしている。

女性が7割以上の介護の職場

介護士の人間関係は本当に大変です。その理由としては女性が多い環境だということです。特に介護士は年齢問わずたくさんの人が働いています。年齢層が違うだけで仕事に対するモチベーションや価値観が違ってきます。

特に私たちの年齢になると上司からの意見、部下からの意見を聞かなければならないので本当に複雑です。30代〜40代になると昔の自分もこういう感じだったのかなと感じることができます。

また、人間関係が与える影響力というのは非常に大きなものがあり職場のスタッフとうまくいかなければ仕事に行くのが嫌になりストレスを感じてしまうことがあります。

それを考えると人間関係をしっかり構築して働きやすい環境を作るということがどれだけ大変なことなのかが分かります。その事から私が感じた人間関係の難しさ、ストレス、自分の経験談から細かく述べていきます。

ガス抜きを必要とするピラミッド型組織

ガス抜きを必要とするピラミッド型組織

私が人間関係の難しさを感じたのは中間管理職になり上司、部下の間になった事です。このポジションは本当に難しくて大変です。

なぜなら、愚痴の板挟みになっているからです。私は基本的に人の悪口を聞くのが好きではないのでこうやって人の悪口を聞くのはかなり辛かった。

特に私の職場環境は私以外30代の方がいないので年齢としても真ん中にあたります。10代後半2人、20代前半が4人、40代が5人、50代が2人でやっています。私たちは訪問介護ではなくて施設での介護が主です。

みんな、同じ環境下で働いているのでどうしても愚痴が出てしまいます。

10~20代のスタッフが言ってていたのは「私たちの言うことを聞いてくれない」とか「若者扱いをしてくる一度言っているはずなのに話を聞いていなくて何度も同じ説明をしなければならない」。

若者の言い分もすごくわかるし私自身同じ経験をしました。私も何回も同じことを言わなければならないのはめんどくさいと思っていました。

最初はなんてアドバイスをして良いのかわかりませんでしたが私も同じ経験をしている分、その時の私なりの対処法を教えてあげました。

対処法を教えた事で私に相談をしてきた若者は少しずつ人間関係を修復しつつ年の離れたスタッフにも積極的にコミュニケーションを取るようになり溝がなくなっていきました。

人間関係を上手に構築するコツとは?

人間関係の構築は本当に難しいです。年齢の差があるとなおさらです。それをしっかり受け止めて対処する事で人間関係が気付きやすくなります。忙しい毎日の中でそういったことが積み重なると人間関係も徐々に良くなります。

私は人間関係は自分から積極的に話しかけたり、コミュニケーションをとる事で構築されていくと思います。

私はコミュニケーションはテクニックだと思います。私が上司に教わったのが「ミラーリング」というテクニック。自分と同じタイミングで笑ったり、行動をしたりすることで自然とその人に対して好感を抱くことができるそうです。

このコミュニケーションはテクニックというよりかはその人に合わせた行動を取るという感じです。自分から少しでも苦手な方に声をかけて実践して見てください。自然と苦手意識がなくなってくると思います。

私も以前やっていましたが自然と距離感を縮めることが出来て苦手だと思っていた人が逆に仲良しだと思えるようになりました。あと一つ上司に教えてもらったの方法が「オウム返し」です。

別名バックトラッキングというテクニックみたいです。このテクニックを身につけると相手の意見に対して理解していることを相手に示すことが出来ます。これは先ほど述べたように私の話を聞いてくれないという愚痴は無くなっていくと思います。

この二つのテクニックを使うことで人間関係の構築がしやすくなるそうです。ぜひ一度試してください。

人間関係から生まれるストレスへの対処方法とは?

次に人間関係から生まれるストレスについて述べていきます。私は始めたばかりの頃は人間関係に苦しみストレスに感じていました。何回もやめようと思っていました。

また利用者がアルツハイマーを患っていて暴力、暴言をされたことがありました。そういうことが重なってしまいストレスで嘔吐をしたりしてしまいました。精神的に疲れてしまいました。

人間関係が崩れるとすべてのことがマイナスに捉えてしまうのでストレスが溜まりやすい。本当に大変でした。今思い出すだけでも辛いです。

そのくらいあの時はストレスにやられていた。人間関係からくるストレスは上司に相談をしたり友人、親に相談しました。

相談したことで自分の中で楽になり仕事を続けることができました。人間は辛い時期を過ごすと本当に良い時期が訪れるし人間関係もうまく構築できるようになります。

なのでストレスを抱えていたら誰かに相談して溜め込まずに口に出して発散をしてください。

若いという理由だけで仕事を押し付けられる

若いという理由だけで仕事を押し付けられる

次に辛かった人間関係について述べていきます。私が大変なと思ったのは若いからと言って仕事私の分まで手伝ってよ、若いんだからもっと動いてよ、若いんだから夜勤やってよという(若いんだから)というワードが本当に多くて私も断れない性格なので真面目にそれを受け入れていたので大変でした。

若いからやってよは明らかにおかしな言葉です。40〜50代のスタッフは本当にそう言ってきました。そのせいでストレスを抱えて、人間関係が大変と思ってしまいました。

特に夜勤は週に3〜4日入っていました。日勤が少なくてメンタル的にも肉体的にも辛いと思っていました。夜勤を入ることは嫌ではありませんでした。

なぜなら人間関係でせいがほとんどなくて日勤の仕事と比べると量が少ないからメンタル的にも少しは楽できるかなと思っていました。

不要な人間関係や付き合いを断捨離

その時の私は面倒な職員とは話さない、関わらないと思っていました。そうやってスタッフを区別して接していました。夜勤のメンバーは仕事がしやすいメンバーで人間関係も構築しやすい方なので安心して仕事に打ち込むことが出来ました。

このころからメンタル的にも徐々に強くなり陰口や嫌味は受け流すことが出来るようになりました。悪く口を言われても平気な顔を出来るようになりました。相手にしないようにしました。

他人の陰口に同調するように意見を求められた場合は断るようにしてきた。そのような対処を身につけてからは悪口を言われても平気で流していました。

また、私は職員の人とプライベートで遊ぶのも控えるようにしています。プライベートで遊ぶと変な溝が生まれたり、めんどくさくなります。

私の友達は男問題でもめている方がいました。男問題が一番めんどくさくて私の友達は同僚二人が同じ男の人を好きになってしまいそれが引き金で喧嘩をしてしまいました。ここから人間関係が崩れてしまいました。

遊ぶ約束をドタキャンした、お金の貸し借りをしたりして人間関係が壊れてしまった。そういうプライベートの行動が人全関係を崩すことにつながります。私はこういう経験を知っているからこそプライベートとの関係は避けるようにしています。

この事から私が言いたいのは人間関係の構築は自分に与える影響は大きいという事です。スタッフの年齢に差がある、若者扱いをされる、モチベーションに差がある。

すべてのことに改善をする余地があるし考えた方によってはそれが人間関係を良くする一つのヒントになるかもしれません。

私は中間管理職をするまで分かりませんでした。私たちはみんな人間なので好き嫌いはあります。避けられないと思います。でもそれをうまく付き合える人が管理職になり、給料が上がったり、信頼を得たりします。

人間関係をうまく作り上げることはメリットが非常に多いことがわかります。今人間関係で苦しんでいる方にはぜひ私が紹介した(1)オウム返し(バックトラッキング)、(2)ミラーリング。この二つをしっかり実践してほしい。確実に素晴らしい人間関係を作ることが出来ます。

最後に

最近は人間関係が原因で介護職を辞めてしまう職員が多いです。私の施設でも今年だけで二人やめてしまいました。

二人とも19歳。私が介護職を始めた時と同じ年齢。この子達の意見を聞いていた時に昔の自分に重なって見えました。だからこそ、彼女たちが辞めると言ってきた時は私の力不足だと思いました。

もし自分に力があれば引き止めることが出来たし、私の考え、19歳の時に感じたことを言葉にして伝えることができました。コミュニケーションのテクニックも伝授することが出来ました。

現在、若者で人間関係に苦しんでいる人がいるならばぜひこのテクニックをマスターしてほしいです。仕事だけではなく自分が生きていく上で必要なことを学ぶことができると思います。

今回介護士の人間関係についてライティングしましたが私の伝えたいのは若者が人間関係でやめてしまう人が増えている状況を変えたい、若者のサポートをしてあげたいです。

この二つが私が今回ライティングさせてもらった狙いです。少しでもこの文章を見て人間関係で苦しんでいる人がいたらテクニックを学び、考え方を変えて見ることをお勧めします。

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高校卒業後、祖父の介護をきっかけに介護士の道へ。介護士としての経験は12年。現在は特別養護老人ホームで介護士の実業務以外に、20代ながら管理職を兼任。15人のマネジメント業務も行う。空いた時間に介護士の仕事やキャリアについて執筆活動をしている。
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