今後の将来性で仕事を選ぶなら介護士をおススメする理由

教えて!介護士ってどんな仕事?

職業を選ぶ際に将来性がある仕事を基準に職業を選択するということはよくあります。 将来性という観点で見ると介護士の将来性は他の職種に比べて、非常に高いと言えるでしょう。

これはただ単純に高齢者の数が増えるからということだけではありません。さまざまな要因を含めて考えても、介護士の将来性があり、将来性を感じて今から介護士を目指すのは間違ってはいません。

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kokko0320
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介護福祉士
在宅介護から施設介護まで幅広く経験。介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、福祉住環境コーディネーター2級の資格を持ち、介護士として働く傍ら、ライター業をこなす。

介護士の将来性があるといえる理由

それでは介護士の将来性はなぜあると言えるのでしょうか。そこには日本の人口動向はもちろん、その他にも様々な要因があります。

ここでは介護士の将来性がある理由についてご紹介していきます。

高齢者の数が今後増え続ける

現時点でも高齢者の数が非常に多く、2055年には75歳以上の人口が全体の25%を超えることになります。75歳以上になりますと介護が必要な方が急増してきますので、そういった方が介護を求める傾向があります。

職業の将来性を考える時に大切なのは「顧客がどれだけいるのか」 ということです。顧客がいなければサービスの提供できませんし、顧客が今後減少していくのであれば将来性はない業界であると言えます。

そういった点を考えると介護士は顧客が増え続ける業界であり、高齢社会の日本には介護士は欠かせない職ではないでしょうか。

私自身、平日の昼間なのに病院に行くとその大半が高齢者であり、杖を持っている方や車椅子に座っている方は決して珍しくはありません。そういった姿を見ると介護のニーズは非常に高いと肌で実感しています。

また、医療の発達はますます進んでいくでしょう。それによって高齢者の寿命が延びることが予想されます。国は健康寿命を延ばそうとしていますが、健康寿命が延びる以上に通常の寿命も延びていく可能性が高いといえます。

寝たきりになったとしても10年以上生きることが出来るなど、寿命が延びることによってますます介護ニーズは高まるかと思われます。

AIに取られるような職種ではない

AIは様々な職種の代替えとして社会で活躍しています。現在でも非常に多くの職種がAIに変わり、コンピューターが人に代わって様々な現場で活躍をしています。

そういった状況になると、人の雇用が減少し、今まであった仕事がなくなってしまうのです。

コンビニやスーパーでは無人のレジができて、そこで働く人の数は昔に比べて明らかに少なくなっています。やはりそういった業種は AI が代わりに行ってくれますので、働く人の将来性としてはあまりないと言えます。

ニュースでは、今後様々な職種が減っていくと言われており、 行政書士、税理士、会計士などの非常に高度な専門職でさえも、既にAIに仕事の大半を奪われていることも報じられています。

そういった点で見ると介護士の仕事はAIに取って代わるような仕事なのでしょうか。将来ロボットの性能が良くなると介護ロボットというものが出現するでしょう。

そのようになると、介護士の代わりに移乗介助をしてくれる、車椅子を押してくれる、場合によっては排泄介助してくれる可能性はあります。

しかしそれだけの仕事をAIに奪われたとしても、決して介護士はなくなるようなことはありません。

介護士の仕事は自立支援です。高齢者が自立できるように様々な配慮をして、生活の支援をしていきます。そのためには高齢者の今までの生活歴や、ニーズ、思いなどをきちんと把握しておく必要があります。

そういったことを把握していくためにはやはりコミュニケーションが大切になります。コミュニケーションは決してAIだけでは出来るような仕事ではありません。

ただ単に、排泄介助をしていればいい、食事介助をしていればいい、入浴介助をしていればいいといった単純な話ではなく、人と人との関わりがありますのでAIに介護士の仕事を全て取られるということはないのです。

介護士の数が足りないと言われている

高齢者の数に対して介護士の数は少ないと言われています。そのため国は介護士の他業界への流出を防ぐべく、給料の底上げを実施しています。それが介護職員処遇改善加算というものです。

介護士の給料をあげることによって、離職率を減らし介護業界全体の人数を確保するという目的があります。

成り手が少なければそれだけ需要が高くなり、介護福祉士を持っていれば就職にはまず困らないという現象が起きています。

また、国としては今後もさらに処遇改善加算を増やす可能性が高く、介護士はますます求められる職種になるでしょう。

高齢者が減った場合の将来性

介護士の現在の将来性はあると言えますが、その将来性はずっと続くものなのでしょうか。私が心配していることとしては、高齢者の数が減った時です。現在は高齢者の数が非常に多く、その数も今後増加していくことが確実視されています。

しかし、増加した高齢者もいずれはお亡くなりになります。そうなった場合高齢者の数は減り、介護士の需要は少なくなってしまうのではないでしょうか。

非常に長期間に見ると介護士の将来性はあまり良くないかもしれません。詳しくみていきましょう。

高齢者だけが介護をする相手ではない

介護施設で働く介護士は高齢者を相手に介護をしていますが、実は介護士が介護をする相手は高齢者だけではありません。介護士=福祉=高齢者だと思いがちですが、介護士は障害者や障害児を対象に介護をしています。

主に体の不自由な身体障害者を対象に介護提供していくことになります。 高齢者だけを見るとある時期から高齢者減っていきますので、将来性に不安を感じることもあるかと思いますが、障がい者を含めてみるとそのようなことはありません。

将来外国人の高齢者が増加する可能性もある

日本は今後人口が減りますが、世界的にみると人口は増加する傾向があります。日本人が仕事を退職して老後を海外で過ごすことも多いですが、それが今度は外国人が老後日本にやってくる可能性も十分考えられます。

現に高所得の外国人高齢者を受け入れている有料老人ホームなども出てきており、そういう流れになる可能性は高いといえます。

そうすると、たとえ日本の高齢者が減少したとしても外国人の高齢者が増加してきますので、介護士の仕事は安定してあるのではないでしょうか。

社会から求められる介護士なれば将来性がある

介護士の将来性はあるといいましたが、いくらニーズがあったとしても社会から求められる介護士にならないことには、介護士としての将来性があることを十分に生かし切ることは出来ません。

ニーズが高い今から準備をしておき、将来介護士のニーズが減ったとしても社会から求められる介護になるためにはどのようなことをしておけば良いのでしょうか?

様々なニーズに対応できる経験を積んでおく

介護士として求められる人物になるためには、やはり様々な経験をしておくことをおススメします。例えば、介護施設で介護士として長年経験を積むのも良いですが、それだけをしていると施設の介護士でしか働くことは出来ません。

例えば、訪問介護やデイサービスなどの経験がありますと、仕事の幅が広がりますし、訪問介護やデイサービスのニーズが増えた際に転職も容易にできるでしょう。専門職として一つのところで長年働くことは、柔軟性がなくなりある意味危険であるといえます。

サービスの種類が変われば介護士の役割も様々ですので、出来るだけいろんな経験をしておくのも良いといえます。

私は介護士として、施設介護はもちろんですが、訪問介護、デイサービス、ショートステイ、特養や老健などでも経験はあります。それぞれの期間はあまり長いとは言えませんが、もしどこかで声がかかったとしても即戦力としてある程度の力は発揮できると思っています。

また、介護士以外でもケアマネジャーや社会福祉士や、福祉用具専門相談員などの資格を取得しておくのも良いですね。資格を持っているということは一定の知識があるということの証明になりますので、仕事の幅は広がると思います。

世の中の流れを見て、時代に合った介護士を目指す

世の中がどう動いているのかを把握しておくことは、介護士の将来性を広げるために必要なことです。

例えば、現在国は介護士の離職率を下げるために処遇改善加算を行っていますし、2019年の10月からベテラン介護士の給料を上げるための処遇改善加算も出来ました。

こういったことを知っていると知っていないとでは、将来的に求められる介護士像を掴む力が変わってきます。

例えば、現在介護業界の流れとしては、増幅する保険料に対して高齢者の自己負担が増加してきています。そのため、高齢者が支払う金額が増加してきているのです。金額が増加してきているということは求められるサービスも高くなってきている傾向があります。

例えば、国家資格である介護福祉士よりも更に難易度の高い認定介護福祉士が出来ています。認知症専門士などの認知症専門の介護の資格も出来てきています。この流れから考えると介護福祉士はさらに資格によって細分化され、寝たきり専門、元気な高齢者専門、家族ケア専門介護士などが出てきてもおかしくはありません。

こういった動向を見ていると、現在国はどのような方向に向かっているのか、介護士はどのような方向に向かっているのかが分かりますので、それに見合った勉強をする、研修を受けるなど努力する方向性が見えてきます。

私は時々本屋に行き、介護についての雑誌を購入しています。参考書よりも世の中の動きが分かりやすく載っていますので、雑誌を購入して把握するようにしています。

介護士の将来性があるというのが分かるかと思います。高齢者は増え続けていきますしAIにとって変わるような仕事ではありません。高齢者が減っていったとしても障害者を対象にした理外国人高齢者が増加する可能性もあります。

介護士として将来的に求められる人材になるには様々な経験をしつつ、世の中の動向をチェックして時代に合った介護士になれるようにしておきましょう。

まとめ

介護士の将来性を考えると、10年20年後もまだまだ将来性はあるといえます。また、高齢者人口が少なくなったとしても障害者や外国人などに目を向けると仕事はあります。

介護士として将来的にも社会から求められるように、様々な経験をする、社会の動向をチェックするなどをおススメします。

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