はじめての転職

転職で感じる不安や孤独

はじめての転職で不安はつきもの

転職活動を始めて、不安を感じる方は92.1%。多くの方が何かしらの不安を抱えているという結果に。特に20代は97.3%と非常に高い数値となりました。何事にも当てはまりますが、はじめてすることは嫌ですし不安です。ましてや、転職という「これから未来を決める」ことを安易に判断して、転職したことを後悔したくありませんよね。当然のことです。

年齢別の調査結果では、20代の場合、自分のスキルに不安を感じている方が多いです。しかし、裏を返せばこれから様々な経験を積めるということも考えられないでしょうか。また、各施設の介護職やリハビリセラピストと接することで、様々な考えや経験を疑似体験出来ます。

最近、寄せられたゴトウさん(32歳/PT)の転職体験談ですと、20代で専門学校を卒業し、急性期・回復期・療養病棟が揃うケアミックス病院で就職しました。急性期では後遺症に対するリスク管理を学び、回復期では家庭・社会復帰を目指すための、より生活者目線でのリハビリに取り組み、どう実生活に繋げることが出来るかという課題に対して向き合いました。これも環境の変化という意味では、転職に近しいかもしれません。

その後、機能改善のリハビリに奥深さを感じ、クリニックでスポーツ整形外科に携わりました。徒手療法、運動療法、物理療法を患者のニーズに合わせて短期的にアプローチする難しさを痛感したようです。今では、クリニックの出勤を減らし、非常勤契約で都内2か所の訪問看護ステーションでも活躍しています。そこは訪問リハに注力する施設で、悪性腫瘍や糖尿病などの内科疾患に対する理学療法に取り組み、自身のスキルアップを目指しているそうです。

同じPTの仕事でも、活躍するフィールドが違えば、当然携わる仕事も違います。また、求められるスキルも異なってきます。

「3年は早すぎる?」「将来が見えない」「上司とウマが合わない」「給与が低い」「休みが取れない」「仕事がつまらない」・・・悩みは尽きないものです。今の状況は、動かなければ変わりません。まずは動くこと。動き出そうとした人に限って、多く寄せられる声が、「まず何からしたら良いか分からない」という声です。自分に合わせた転職方法、見つけてみませんか?

求人サイト・ハローワーク・求人紹介会社、それぞれ違いを知ろう

求人サイトについて

求人サイトは、例えば、介護職であれば「カイゴジョブ」、リハビリセラピストであれば「PT-OT-STネット」が該当します。求人サイトは基本的に「自力で求人を探し、自己応募」で転職活動を進めます。求人掲載数が豊富で大量採用の求人情報が多いです。サービス利用料は「無料」です。

メリット:無料。求人が豊富。希望に合った求人を自動で受け取れる(スカウト機能)

デメリット:自力で求人検索、病院や施設への自己応募しなければならいので、時間がかかる。また、求人の詳細を自分でチェックする必要がある。

使うべき人:多くの求人の中から探したい。自分のペースで転職活動を進めたい。気軽に求人情報を検索したい。

求人紹介会社(キャリアアドバイザー制度/転職相談サービス)

求人紹介会社は、例えば、介護職であれば「ツクイスタッフ」、リハビリセラピストであれば「PTOT人材バンク」が該当します。

メリット:無料。希望に合う求人を紹介・マッチング。応募書類の添削。事前の面接対策。スケジュール調整代行。施設への見学。給与などの条件交渉。転職相談可。

デメリット:キャリアアドバイザーの質の違いが、サービスの違いになる。

使うべき人:どの求人が自分に合うか分からない。転職活動を効率良く進めたい。不安・悩みを解消したい。煩わしい作業を代行してほしい。自身の経歴を見つめ直したい。自分の市場価値を確かめたい。

求人紹介会社は、別名「転職エージェント」と世間では呼ばれています。もし、求人サイトと求人紹介会社の違いが分からない方は、「転職エージェントとは?」をチェックしてみてください。

ハローワーク

厚生労働省の公的な機関です。ハローワークに求職者として登録し、自分で求人を検索して職員の方に転職相談を載ってもらいます。

メリット:無料。ハローワークにしかない求人がある。相談が可能。

デメリット:ハローワークの窓口が混んでいる。インターネットのみでは、転職活動ができない。求職登録する必要がある。施設や病院の内部事情を詳細に把握できていない場合がある。時間がかかる。

使うべき人:公的機関ではありますがハローワークで直接探すなら、求人サイトや求人紹介会社への登録をおススメします。

求人紹介会社をおススメする理由

転職は一人で進むのではなく、二人三脚で誰かの力を借りる

求人紹介会社を使うメリットを3つ挙げるとするならば、「客観的に求人を紹介してもらえる」「社風・職場の雰囲気・事業戦略・経営状況など見えないリアルな情報が分かる」「面接後の年収交渉や労働条件交渉」この3点です。たった1人で転職活動をしていると、なかなか気づかないことも多くあります。転職活動で悩んだ時には相談に乗ってくれたり、客観的なアドバイスをもらえたりします。第三者であるキャリアアドバイザーからアドバイスを貰うことで、間違いなくプラスに働きますし、一人で行うよりも精神的にも楽になります。

ちなみに、「看護師」は全国に170万人弱いるとされ、年間16万人強が中途として採用されています。その16万人のうち、4万人(全体25%)が求人紹介会社から求人紹介を受け転職したというデータもあり、今後、求人紹介会社が介護職・リハビリセラピストにとって、身近な存在になるかもしれません。

サービスの流れ

これらのサービスは、すべて無料です。これらサービスを活用することで、自分の希望に合った施設や事業所を見つけるカギになるのではないでしょうか。

転職サービスの流れ

評判の良いサイトを見る

求人紹介会社の利用に対してよくある質問

  1. サービスで発生する費用は、無料でしょうか?
    はい、すべて無料です。求人の紹介だけではなく、職務経歴書の添削、面接日の調整、面接対策、施設見学など、求職者からお金を取ることは一切ありません。
  2. 1年後に転職を考えているのですが、今登録しても問題でしょうか?
    はい、問題ありません。就業状況や経済状況によっては、今すぐに転職が難しいという方でも登録して問題ありません。病院・施設・クリニックの求人は出し入れする頻度が高いので、例えば同じ求人が半年後もあるかというと、そうではありません。必ずしも希望に叶う求人があるとは限りませんので、転職活動は計画的に進めましょう。
  3. 平均で何社くらい施設や病院に申し込んでも良いのでしょうか?
    特に制限はありません。今の就業状況やスキル、志向性によって様々です。ちなみに、転職活動が3ヶ月程度の場合、平均3-5社申し込むケースが多いです。働きながら、転職活動を進めると体力的にも精神的にも苦労が伴うので、自分のペースを保つことを心がけましょう。
  4. 時短勤務が難しいそうであれば、派遣やアルバイトも視野入れています。求人紹介してもらえますか?
    求人紹介を受けることは可能です。求人紹介会社によっては派遣やアルバイトの求人を扱っていなかったり、求人数が少なかったりすることが考えられるので、そういった場合、いくつかサイトに登録することをおススメします。
  5. 希望にそぐわない求人を紹介されます。断っても問題ないでしょうか?
    はい、断って頂いて問題ありませんし、求人応募する必要もありません。ただし、キャリアアドバイザーは、あなた様の経歴や考え方を判断した上で、客観的な立場で求人を紹介しているので、最初から毛嫌いせず、求人に目を通したほうが良いでしょう。
  6. 産休・育児休暇のため、ブランクがあります。問題ないでしょうか?
    はい、問題ありません、現場復帰は無理だと思い込んでいる方が多いのですが、現場感覚をすぐに取り戻せるよう、学術面や技術面、フォローアップ体制が整っている施設や病院は多数存在します。シフト制や時短勤務可、土日勤務なしなど働き方も様々です。施設や病院の特徴をしっかりと把握し、キャリアアドバイザーと一緒に一つずつ不安を減らしましょう。
  7. 3年前にうつ病の診断を受けたのですが、話さないといけないのでしょうか?
    持病やうつ病を含む精神疾患ですが、完治して業務に全く支障が出ない場合、必ずしも自己申告する必要ではありません。ただし、通院や服薬が必要な場合、正直に伝えて相談することが必要です。
  8. 業界未経験ですが、介護福祉業界で働きたいです。問題ないでしょうか?
    はい、問題ありません。例えば、ベネッセスタイルケアの場合、未経験で介護職を目指す人のために資格取得支援制度があり、特徴がそれぞれの企業で違います。ベネッセスタイルケアの場合、上限65,000円の補助金が出ます。また、ひとえに介護職といっても訪問・施設(通所・入所)など様々なサービス形態がありますので、注意してください。
  9. キャリアアドバイザーとの相性が悪く、困っています。担当者の変更は可能でしょうか。
    はい、変更は可能です。キャリアアドバイザーに対して、不安や不信感を抱くのと、そうでない場合では、結果が大きく異なるでしょう。早めにキャリアアドバイザーを変更することをおススメします。どうしても、アドバイザー本人に伝えづらい場合は、電話口でその方の上司を呼び、変更をお願いして問題ないと思います。
  10. 紹介された求人に対して、直接自分で応募することは出来ますか。
    直接、応募することは可能です。ただし、求人紹介会社を通して、すでに応募し選考が進んでしまっている場合は、NGとなります。また、その求人が「非公開求人(何かしらの理由があり、サイトでは掲載しない求人)」だった場合、サイトに掲載していない求人にも関わらず応募があれば、採用担当者も当然驚かれるでしょう。あなた様の信用問題にも繋がりますので、よっぽどのことがない限り、正しいルートでの求人応募をおススメします。

性格で選ぶ転職支援サービス。マイペース?せっかち?心配性?

自分のペースは守りましょう

転職活動を進めるにあたり、一点注意点があります。それは、「自分のペースを守る」ということです。転職における一番の失敗原因は「焦り」です。転職を考えはじめると、どうしてもネガティブなところに目がいきがちです。誰しも経験がある、「隣の芝生は青く見える」現象、アレです。

今の状況が嫌であれば嫌であるほど、他が良く見えてしまいます。焦って次の転職先を探してしまうと正しい判断が出来なくなり、誤った選択をしてしまいます。そうならないためにも、自身の考えや性格を理解したうえで、転職活動を始めましょう。複数の施設やクリニック、病院へ応募して「数を打てば当たる」行動は絶対にやめましょうね。

マイペースタイプ

こんな人:時間がかかっても構わない。じっくり施設やクリニックの求人が見たい。6ヶ月~1年と長い目で考えたい。待遇や福利厚生など見定めたい。

マイペースなタイプの方は、最初に「求人サイト」から登録しましょう。例えば、介護職の場合、おススメしたい求人サイトが、医療介護職の求人掲載数業界No,1の「ジョブメドレー」です。長期的に転職活動を考えている方であれば、5万件以上の求人の中からじっくり確認出来ます。仮に希望に沿う求人がなければキャリアサポートという「求人探しの無料代行サービス」があります。また、職務経歴をマイページに登録していれば、「スカウトサービス」で、希望する条件の求人が自動でメール配信されます。

また、リハビリセラピストの場合、おススメしたい求人サイトが「PTOTST WORKER」です。PTの求人であれば1万5千件以上、OTの求人であれば1万2千件以上と業界最大級の求人数を誇ります。急性期・回復期・維持期、整形疾患リハ、スポーツリハなどそれぞれのニーズに合わせた求人検索が可能。また、在宅分野のリハビリの需要が高まり訪問リハの求人も多数取り揃えています。

せっかちタイプ

こんな人:今すぐに辞めたい。切羽詰っている。早くたくさんの求人を紹介して欲しい。転職の意思が固い。自力で進める自信がある。たくさんの企業や施設、病院へ応募したい。

せっかちな方には、是非とも求人紹介会社を活用しましょう。キャリアアドバイザー制度を使い、客観的なアドバイスを貰って、応募する求人の良し悪しを確認してもらった方が良いでしょう。介護職であれば、 老健・特養・有料老人ホーム・デイサービスなど施設系の求人に強い「スマイルSUPPORT介護」がおススメ。認可保育園、老人ホームを運営する企業が母体なので、求人票では見えない内情も詳しいです。

リハビリセラピストであれば、病院や介護施設、訪問事業所など網羅的に求人を揃える「リハビリのお仕事」。地域包括ケアの推進によって、リハビリセラピストの働き方が多様化していますが、転職先を病院・クリニックの他に、介護施設を検討されている方であれば、求人数が非常に多いので登録しておいた方が良いでしょう。

心配性タイプ

こんな人:二人三脚で進めたい。不安でしかたがない。方向性が定まっていない。背中を押して欲しい。物事をはっきり言って欲しい。サポートしてほしい。

心配性の方であれば、求人を幅広く検討することと、転職相談が丁寧な求人紹介会社を選びましょう。介護職であれば、「ツクイスタッフ」がおススメ。介護資格を持ったアドバイザーが50人以上在籍し、介護の知識や経験を活かしたアドバイスを受ける事が可能です。求人のネガティブなところも、しっかりと潰してくれるので、とても安心出来ます。また、未経験で介護職を目指す方であれば、介護職として実際に施設で働いた人に、直接仕事のやりがいや魅力を聞いても良いでしょう。

リハビリセラピストであれば、「PTOT人材バンク」がおススメです。ハローワークの求人が掲載されているので幅広く求人を検索出来ますし、実際に応募したい施設の事前見学も可能。もちろん、履歴書・職務経歴書の書き方に不安があればアドバイスを無料で受けられますし、事前の面接対策サポート、さらには転職後のフォローをしてくれます。実際の年収、給料、休暇、福利厚生など求人票で直接企業や施設に聞きづらいことも丁寧に教えてくれます。

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