【介護施設の夜勤】現場は限界?現役介護士352名に聞く夜勤の実態

【介護施設の夜勤】現場は限界?現役介護士326名に聞く夜勤の実態 介護職の働き方を考える

夜勤。この働き方は、これから介護士を目指す人のみならず、介護士全員にとって無視できないキーワードかと思います。

「夜勤=きつい、辛い、過酷」その過酷な労働実態の背景には長時間夜勤、一人夜勤があり、それらの常態化は喫緊の課題と言えます。今回は、現役介護士に夜勤について意識調査しました。

記事テーマ
  1. アンケートから見える介護施設での夜勤の状況
  2. どんな理由で夜勤が辛い、嫌だと感じるのか
  3. 辛くないと答えた人の共通点に「専従」「派遣」

現役、介護士に本音を聞く「夜勤」の実態

63.6%が「夜勤は辛い」と回答

Q.夜勤について、どう思いますか?

63.6%が「夜勤は辛い」と回答

2018年7月に実施した、現役介護士352名(有効回答)に対するアンケート結果から、222名(68.1%)の介護士が夜勤は辛いと感じると回答しました。夜勤は辛いという結果が浮き彫りになりました。

ただ、一方では「夜勤は辛くない」と回答した介護士は、113名(32.1%)いました。

関連辛くないと答えた人の共通点に「専従」「派遣」

32.1%が「仮眠室がない」と回答

Q.休憩室や仮眠室はありますか?

32.1%が「仮眠室がない」と回答

仮眠室で休憩することが当たり前の人にとっては衝撃的な事実かもしれません。仮眠室がないと回答した介護士は全体の32.1%となりました。

仮眠時間に満足している人は33.5%に留まる

Q.仮眠時間に満足していますか?

仮眠時間に満足している人は33.5%に留まる

やはり不規則な睡眠となるため、深い眠りに入れず仮眠時間に満足していない人が多いようです。夜勤体制がしっかりと整っていない施設だと1人勤務が表面化し、入所者の徘徊やトイレ誘導などで十分に仮眠が取れないのが実情です。

仮設ベッドで休憩する人の方が多い

Q.常設ベッド、仮設ベッドのどちらで仮眠していますか?

仮設ベッドで休憩する人の方が多い

この調査結果にも驚きですが、仮眠室がないからか常設ベッドで仮眠する割合よりも、仮設ベッドで仮眠する割合が多いようです。不測の事態に備えなければならないのに、十分な休憩を取れず、さらに1人勤務という、深刻な労働環境と言わざるを得ません。

1回の夜勤手当は5,000円~6,000円未満が多数

Q.夜勤1回の手当はどれくらいですか?

1回の夜勤手当は5,000円~6,000円未満が多数

法律で定めがないため、施設ごとに夜勤1回分の手当が異なるのは問題ですし、同じ種類の介護施設でも、法人によってばらつきがあります。それ以上に夜勤をしないと他業種の人と同じ給与水準にならないことの方が問題です。

1ヵ月の夜勤回数は「7回以上」が62.6%

Q.1ヵ月の夜勤回数はどれくらいですか?

1ヵ月の夜勤回数は「7回以上」が62.6%

体力に自信がある人でも、身体が持たないという声をよく聞きます。現在の介護保険において、夜勤過多が事業所の減算となるようなペナルティが存在しないことも、今後の課題と言えます。

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なぜ、夜勤は「辛い」と感じるのか?

(失礼な質問をしているということは重々承知しておりますが)アンケート調査から、「なぜ、夜勤は「辛い」と感じるのか?」という問いに対して、様々な意見や感想を頂きました。

コメントの中身を見ると「体力的な問題」「給与の問題」「家事・育児の問題」「責任の大きさ」の4つに分類することが出来ました。

参考応募が殺到する事務職は狭き門?介護士が事務未経験でも転職で損しない方法

体力的な負担が大きい

体力的な負担が大きい

静かな夜であれば3時間、良い時で4時間も休憩できる。ただ、冬の時期でトイレの回数が多い時や徘徊が多い時は、30分も休憩できない。労働基準法もあるようで、何も機能していない。1人夜勤は正直、このまま続けられるとは思わない。ガタが来る。(33歳/女性)

細切れの仮眠が辛い。身体の疲労がなかなか取れない。食事も不規則になる。ナースコールが鳴り止まないのが夢に出てくる。精神的、体力的にもう限界。(34歳/男性)

昼夜逆転で体内時計が狂う。朝なのか昼なのか分からなくなることがしょっちゅうある。健康被害も心配。糖尿病とか高脂血症とか生活習慣病のリスクは高い。(36歳/男性)

無理して3ヶ月ぐらい夜勤を続けたら、自律神経失調症になった。給与は大幅減だけど夜勤しないデイサービスにしたら、体調が戻ってきた。睡眠負債はやはり体に毒。(28歳/女性)

若いという理由で、夜勤明けに2時間も残業を命じられた。タイムカードを切った後、足つきがふらふらで記憶がほとんどない。自己犠牲からこの仕事は成り立つ。(25歳/女性)

労働時間に対して手当が少ない

労働時間に対して手当が少ない

仕事の性質上、夜勤は残業時間として捉えてほしい。夜勤手当だけだと生活が困窮する。毎月の給与が生活費の足しとはいえ、労働のわりに手当の額が見合わない。(30歳/女性)

以前、夜勤の給与は仕事のモチベーションだと上司が言っていた。夜勤手当を当てにしないと生活水準を保てないことが悲しい。このまま、介護士を続けていくことに不安を感じる。(27歳/男性)

夜勤手当と深夜手当をうやむやにされている。どう見ても法律違反。介護の仕事を始めて2ヶ月だけど早めに気づいて良かった。法律に詳しくならないと搾取される。中小以下の施設は特に、給与体系がしっかりと整備されないと、介護士やる人がいなくなる。(24歳/男性)

夜勤明けに育児と家事が大変

夜勤明けに育児と家事が大変

夜勤明けに、子供の遊びやお出かけの誘いは正直辛い。眠気に襲われるので、胃袋は絶対に満腹にしない。来月から派遣で夜勤専門の人が入社するので、夜勤は減らしてもらう予定。本音は夜勤は辞めたい。(29歳/女性)

HuluかAmazonプライムビデオは非常におススメ。子供に映画を見せる間に、仮眠をしている。午後から家事に掃除に洗濯を始める生活サイクル。この生活を始めて6年目。あと、アイマスクと耳栓は必需品となった。(33歳/女性)

夜勤明けに、洗い物や洗濯が溜まっているのを見ると怒りが湧く。前日干した洗濯物が取り込まれているのはいいけど、山のように積まれているのを見るとがっくりする。一言で言うと旦那の夜勤に対する理解が低い。(30歳/女性)

重圧・責任

重圧・責任

睡眠不足に加え、利用者からの暴力や暴言で精神を病んで辞める人が3ヵ月に1人の確率でいる。認知症の利用者が多いので、慣れていない人だと3週間もあれば精神がボロボロ。暴言や暴力に巻き込まれやすい人が一定数いる気がする。(31歳/女性)

看護師や医師がいるのといないのでは、全く安心感が違う。特養からGHに転職し、夜勤一人体制のことが多く、気を張る場面が多くなった。人の命を預かるというプレッシャーの中、限られた人数の中で状況によってはとっさの判断をしなければならないと考えると、いまだに夜勤は慣れない。(33歳/女性)

利用者全員が、元気に朝を迎えることが何より大事。転倒や事故もなく、何気ない朝が来ることを願うばかり。こんなプレッシャーの中で働いているのに、その対価が夜勤手当6,000円とか、割に合わない。(33歳/男性)

身体を壊す前に早めの判断を

昼型の人、夜型の人がいるように、夜勤には向き不向きがあります。寝ても身体の疲れが取れない、情緒不安定な時が多い、常にイライラする、食欲が減った、それは身体の助けのサインかも!?

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辛くないと感じる理由について

27.3%が「夜勤は辛くない」と回答

「夜勤は辛くない」と回答した介護士は、113名(32.1%)いて、その中で一部、夜勤専従と思われる介護士からコメントを頂きました。

その人達からのコメントの共通点に「専従」「派遣」というキーワードが見えてきました。

27.3%が「夜勤は辛くない」と回答

夜勤専従という選択

夜勤専従という選択

生産性という点では日勤よりも夜勤派遣で働くのがベスト。世の中で言われるように、確かに身体への影響はある。案件の単価によるが、夜勤専従は月10日休んでも手取り25~30万円は可能。30歳後半から働き方を見直す予定だが、現時点では今の働き方が合っている。(31歳/男性)

都内だと派遣の時給が高い。夜勤の働き手が少ないので、夜勤専従だと強気に時給や単価の交渉が出来る。夜勤のデメリットは感じていない。(30歳/男性)

月の出勤日数が少ないので、時間の余裕がある。5年前と比較すると、夜勤専従の単価が1.5~1.8倍くらいになっている気がする。それほど、夜勤の働き手が少なくなっていることだろう。派遣会社は立場を守ってくれるので安心。(45歳/女性)

夜勤をやりたくない人が増えれば増えるほど、夜専の単価が比例していくので助かる。夜勤のデメリットばかりフォーカスされがちだが、働き方や体調管理さえ間違わなければ、十分にメリットを享受できる働き方と言って良い。派遣会社の待遇も一昔前と比べると、だいぶ改善してきている。(38歳/男性)

高単価の夜勤専従の求人を探すなら

「夜勤専任の働き方について知りたい」「手取りを増やしたい」「少ない出勤日数で効率よく稼ぎたい」「派遣会社を通して働き、施設と一定の距離を保ちたい」そういった方は、ぜひきらケア介護派遣をおススメします。

夜勤は身体的な苦労を伴いますが、待遇が良い夜勤に限定することで出勤日数を減らし、収入を増やすことに成功する介護士は増えています。

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夜勤について教えてください

レビュー方法について

夜勤に関する、あなたの声を聞かせてください。匿名のため、不満や愚痴、何でも構いません。介護士として夜勤をしていた時、感じたことや思ったことなど、何でも気軽にお寄せいただければ幸いです。

(1)働いている施設、(2)夜勤回数、(3)夜勤手当、(4)勤務時間、(5)夜勤をやってて良かったエピソード、辛くしんどいエピソードをお寄せください。

なお、評価については、夜勤に対する満足度を「5段階」で評価をお願い致します。星1つが満足度が低く、星5が満足度が高いことを示しています。

レビューについては、ご自身で感じた夜勤にまつわるエピソードを記入ください。

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