副業で夜間訪問介護の仕事はアリか、ナシか?メリット・デメリットを紹介

介護職の働き方を考える
副業で夜間訪問介護を考える介護士
副業で夜間訪問介護を考える介護士

副業が当たり前になってきている今、少しでも収入をあげていきたい。夜間介護の仕事でいうと、施設の夜勤が当たり前に聞くけど、夜間訪問介護の仕事ってどうなんだろう?副業として成り立つのかな?

介護の仕事をしている方も、介護経験者で、今は違う仕事をしている方も副業を考えている方は少なくないと思います。介護の夜勤は、「施設介護」と「訪問介護」がありますが、施設介護の方が一般的ですよね。

夜間訪問介護の副業、結論「アリ」です。ただし注意点もありますので、今回はメリットとデメリットを詳しくお伝えしていきます。

記事のテーマ
  1. 介護経験者にこそ夜間訪問介護はおすすめ
  2. 事業所の求人は施設よりも限られるが、見極めは重要
  3. 施設夜勤よりも、リスクがあるため注意が必要

質問があれば気軽にコメントください

副業で夜間訪問介護の仕事がおススメな理由

副業で夜間訪問介護の仕事がおススメな理由

副業で夜間訪問介護は「アリ」とお伝えしました。理由として、もちろん収入アップにも繋がりますが、それだけではありません。

本業で介護の仕事をしていない場合でも、資格取得の条件を満たせるようになることや、本業で介護をしている場合でも介護技術を磨くことができるなど、他にもたくさんメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

理由①:準夜勤(8時間)や、訪問1件からOKな求人が多い

施設の夜勤ですと、16時間拘束が多く、休日がなくなってしまうなど、本業と両立することが難しくなってしまい、副業を諦めてしまう方もいますが、夜間訪問介護は、深夜のみの8時間就業の募集や、なかには深夜のうちの1件の訪問からOKという求人もあります。

私は22時~24時で4件訪問のみですので、日にちを多少増やしても、本業に支障をきたすことなく副業をしています。

こうした理由で、自分の都合に合わせた働き方が、施設よりも柔軟であり、介護を現在本業としていない方でも、実務日数の要件さえ満たせば介護福祉士やケアマネージャーの資格取得が可能となってきます。

実は、求人サイトですと、あまり募集が出ていない場合があります。理由としては、夜間の訪問介護を運営している事業所の母体は、ほとんどが民間企業であるため、ヘルパーが不足している場合でも、外部の求人媒体で応募を出すことが時期によってまちまちになるのです。

おすすめは、住んでいる地域で、夜勤の訪問介護事業所がどこにあるかを調べて(自分の地域と夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護などで出てきます)その事業所の採用ページから確認する方法があります。

理由②:介護技術を磨くことができる

日中の訪問介護とは違い、サービス内容のほとんどが「排泄介助」「移乗介助」「更衣介助」などの身体介護ですので、介護技術を磨きたい方にはうってつけです。施設でも経験できますが、訪問の場合は一人の利用者さんに集中して自分のペースで介助ができます。

理由③:外を移動する時間があり、リフレッシュができる

施設夜勤の場合ですと、複数の利用者さんからいつ呼ばれるかわからず、常に気を張っていなければいけませんし、フロアの掃除や翌日の準備など、なかなかリフレッシュができません。

ですが、訪問介護の場合1件の訪問が終われば移動時間中や空き時間などがあり、そこでリフレッシュができます。余計な業務がなく、利用者さんのケアのみに集中して仕事をすることができます。

副業で夜間訪問介護するにはどのような事業所を選ぶべき?

副業で夜間訪問介護するにはどのような事業所を選ぶべき?

夜間訪問介護の事業所は決して多いわけではありませんが、やはり夜間の仕事なので、調べればほとんどの事業所は求人募集をしています。そのなかで夜間訪問介護の事業所であればどこでもいいわけではありません。

各事業所によって条件も変わりますし、働き方によって選び方も変わってきます。詳しく見ていきましょう。

その①:常勤の社員が多い事業所

必ず申し送り体勢が整っている事業所を選びましょう。面接時にシフト状況や、連絡体勢など詳しく聞いてみることが大切です。

夜間訪問介護は、ヘルパー1人で行動します。なかには自宅から利用者宅まで直行直帰をする場合と、一度事務所に出社をしてから訪問先に向かう場合がありますが、どちらも利用者さんの申し送りが必須です。副業=非常勤なので尚更です。

日々、状態の変化がある利用者さんのお宅へお邪魔するので、情報共有ができていないと、事故やクレームに繋がってしまいます。現場で迷ったときや困ったときは、常勤社員が出勤していればすぐに連絡が出来るので、安心して仕事ができます。

その②:オペレーター業務、定期訪問業務の仕事が選べる事業所

オペレーター業務とは、基本的には事務所に待機して利用者さんからの通報(排便があった、転倒してしまったなど)を受けた際にヘルパーの派遣や関係機関に連絡などの手配を行う仕事です。医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士などの資格取得者であることが条件ですが、事業所によっては、パートでもこの仕事ができます。

訪問実績給である事業所の場合、オペレーターであれば時給になるので、収入が安定しますし、相談業務の経験値をあげることができます。事業所によってはシフト毎にオペレーター業務を行う日と、訪問ヘルパー業務を行う日とで選ぶことが可能ですので、該当資格を取得している場合は、オペレーター業務にもチャレンジしてみましょう。

その③:利用者数が安定している事業所

施設と違い、訪問介護は利用者さんが少ないと、空き時間が必要以上に出てしまいます。時給であれば、仮眠をとるなど、メリットもありますが、訪問実績給ですと、収入が安定しないことや、必要以上の無駄な空き時間を過ごしてしまう可能性があるので、ある程度安定的に新規の利用者が入る事業所を選びましょう。

面接時に希望する時間などを伝えたうえで、だいたい平均何件くらい訪問が可能かを確認してみるといいでしょう。

副業先を選ぶ際に注意したいこと

副業先を選ぶ際に注意したいこと

本業あっての副業となりますので、もちろん身体への負担は増えてきます。特に夜間訪問介護は他の仕事と違い、注意しなければならないこともたくさんありますので、詳しく説明していきます。注意点をふまえたうえで、副業するうえでの一つの候補として考えてみてください。

その①:求人の必要資格に「普通自動車免許」と記載がないときは注意

夜間は車移動が基本となりますので、運転免許保持者でなければ、面接の時間や準備などが無駄に終わってしまう可能性があります。中には自転車やバイク移動が可能な事業所もありますので、面接前に確認をしましょう。

加えて、移動時の社用車があるのかも確認をしましょう。利用者さんのお宅は道が狭い場所や山の奥など様々です。大切な自家用車に傷がつかないように、社用車の方が安全です。1度出社する必要が出てきてしまいますが、運転にあまり自信がない人にはとくにおすすめです。

その②:面接時、人員体制や緊急時のマニュアルなど、入念に確認が必要

夜間の訪問介護は、施設夜勤よりも危険が伴う仕事です。緊急時に対応できる人員体制がどうなっているか、対応フローなどが記載されているマニュアルは常備できるのか、必ず確認をしましょう。

なかには当日出社が、パート2人のみなど、体制があまり整っていない事業所もあります。上司や、対応判断できる社員がすぐ近くにいないと、安心して仕事ができないですよね。

せっかく入社できても不安の中で仕事をするということにならないように、事前の面接では、安全面について具体的に確認をしましょう。

その③:介護未経験者歓迎は危ない

夜間訪問介護の利用者さんは、がん末期の方や、寝たきりの方、一人暮らしの方がほとんどのため、訪問時に「ベッドから転落していた」「亡くなっている状態だった」「家にいなかった」など予想していなかった事が起こります。もちろん多くではありませんが、こういった状態でも冷静に対応する必要がありますので、介護未経験者にとっては厳しいかもしれません。

現在未経験者だけれど、これから夜間の訪問介護にチャレンジしていきたいという人は、まず日勤の訪問介護を3ヶ月ほど経験するなど、段階を踏むことがおすすめです。夜間訪問介護を、運営している事業所は日中の訪問介護を行っている場合も多いため、面接時に希望を伝えてみるといいでしょう。

まとめ

副業先としての夜間訪問介護にはメリット・デメリットがあります。大切なことはまず少しでも興味があれば「やってみること」です。合わなければ次を探せばいいですし、合えばとことん続けてみること、本業と違い副業は変えてみることも簡単です。

私も施設の準夜勤や8時間の夜間訪問介護などをとりあえずやってみてはすぐ辞めてを繰り返した結果、今の副業先に行き着きました。やってみることで、いろんなイメージが湧いてきて選択肢もどんどん増えてきます。

まずは飛び込んでみて、自分の可能性を広げていきましょう!

この記事を書いた人

koike43
さん

新卒として、祖母が通っているデイサービスの会社へ入社し、現場職→介護リーダー→事業所の管理職→エリアマネジャーとして働く。

しかし、もう一度介護の専門職としてひとりの利用者と向き合って仕事がしたいと考え、社会福祉法人へ介護職として転職する。

経歴

  • 2013年4月~2015年3月:訪問入浴オペレーターとして裏方役へ
  • 2015年4月~2016年3月:新規開設ショートステイの現場リーダーに抜擢
  • 2016年4月~2019年3月:事業所の管理職として奮闘
  • 2019年4月~2020年9月:エリア統括マネージャーとして、事業所の管理者へのサポート支援や採用活動、集客など内部の仕事をメインとしながら、地域包括支援センターの職員と共同で認知症カフェを運営や、地域のイベントへの参加運営などの地域活動
  • 2020年9月~:社会福祉法人の介護職として転職。副業で夜間訪問介護の仕事をこなす。

資格

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士

質問があれば気軽にコメントください

コメント一覧

タイトルとURLをコピーしました