介護業界の待遇は必ず上がっていく、そしてキャリアを積めばより良い現場も見つかる。

介護士の「現在」と「未来」を考える

介護士の「現在」は明るい

私自身介護福祉士ですが、周りを見渡していても給与が上がっている事や福利厚生の部分で向上している部分が多く今現在の雇用状況にある程度満足している気持ちがあります。

ただ一般的なイメージが介護士には悪い事はずいぶん前から知っています。

ネットなどでもネガティブキャンペーンのようなものがある事もしっています。火のない所に煙は立たぬと言いますが、ネガティブな情報には現場を知っている私は首をかしげる所があり、真偽を知らない人にとっては、信じてしまうのかな、とも思います。

実際私が介護の学校に行く前にその時の職場の上司に、介護でどん底を見た奴は一杯いるから辞めておけ、と散々止められました。

しかし学校も現場もそれなりに厳しい部分もありますが、良い時の方が多かったです。

つまりなってみないと分からないのが介護職ですが、きちんと覚悟を持って入職すればそれほど難しい職場では無いと感じました。ただその覚悟を維持するために勉強や技術更新が必要になってきますので油断はできないと思います。

人間関係・給与・家庭・子育てなど人には様々なライフサイクルがありますが、介護というのは生命を扱う重要な職種です。自分の人生と共にフィードバックする業です。人間の事を考える職種なのです。

それと、現在の介護業界の給与は施設によってまちまちです。自分も転職の時は色々な求人サイトを使って探します。

ハローワークでも求人はありますのが給与が低いものが多く見られます。求人サイトでは検索キーワードも詳細で検索できるのでお勧めです。

介護だけで無く障害や医療の介護にも挑戦すると更に待遇は向上します。

同じなのは介護技術・医療知識なので転職してもよっぽどの事が無い限り退職を勧められる事は無いです。今は転職すると社会福祉協議会から給付金が出る事もあるので、各種制度を調べる事をお勧めします。

また退職時に失業給付の手続きを取ったすぐ転職すれば再就職手当金がもらえるかも知れません。詳細は検索などで調べてみてください。

求人サイトによっては担当者がついて就職の斡旋してくれる所もあるので使うと安心感があります。

理由①:互いに尊重しあえる関係

人間関係、皆さんこれが一番知りたいのでは無いでしょうか?

人間関係は悪いと言えば悪い、良いと言えば良いです。生活が苦しかったり、シングルマザーの人であったりかなりシビアな状況で仕事をしている方も多いので人当たりはかなり厳しい部分はあります。

しかし、介護の学校の勉強で厳しい状況の家庭や個人の事はある程度調べて、学生達で討論したのでそれほどの驚きは無かったです。学生の中にも若年性糖尿病でも障害分野職員になった学生やシングルマザーの子の学生もいました。介護に入職する方々には是非介護の学校に行く事を勧めたいです。

参考記事介護福祉士2年間委託訓練:埼玉県

各都道府県で職業訓練を通して介護福祉士取得を薦めています。

実習でも思い切ってできますので介護現場の現状や、学生の若い介護士の現状が知れます。またこれも重要なのは女性の集団の中で慣れておくという事です。介護現場に入ると女性が中心の世界になるのでそれを知っているのと知らないのは大きな差になります。

参考記事女性の社会進出:内閣府男女共同参画局

職場では色々なトラブルがあったとしても、基礎的な介護技術や夜勤の経験など積んでいけば解決する事は多いです。

上司との関係も良好にしておけば、いざと言う時に助けてくれる事もあります。直属の上司や事務長レベルともコミュニケーションを図っておく事も重要かもしれません。

この業界は人対応がこなせれば長く勤められます。その予備体験として学校に通っていると有利になる事があります。

現在では各事業所に「産業カウンセラー」がいて色々な心理トラブルを聞いてもらう事ができます。人によっては個人組合などの助けを受けて立場向上を相談もできます。

人によって人間関係の改善は方法があると思いますが、何かトラブルがあった時は、きちんと記録して上司に報告する時にきちんと伝えられる方が良いです。トラブルを解決する時が一番その人の評価がされると思います。

それでもやはり仕事する事が難しい時はしっかり有休を消化しつつ転職を考えた方が良いです。

求人サイトにも色々あるので、求人サイトを比較するサイトなど閲覧して選んでみましょう。良記事が多いサイトは介護の事を深く考えている可能性が高いので参考にしてみるといいでしょう。

理由②:求人が沢山ある

学生時代に驚いたのはとにかく正社員の求人が沢山あるという事です。アルバイトでもその時の最低時給を超えていました。学生時代の週一夜勤バイトで月8万円頂いていました。

卒業する時の求職もボランティアから入ろうと思っていた所を正社員に勧められてそのまま入職しました。それから何回か転職をしたのですが、介護福祉医療などいくつもの分野で求人があり、現場職に慣れていた自分は数週間くらいで入職が決まる事が多かったです。

求人内容も年間休日120日以上の所や手取り25万円超えている所もあり、本人の習熟度ややる気で色々探すことができます。

他の業種ではこれほど多くの求人は無いのではないでしょうか?自分は埼玉県在住ですが、それほど都心では無くても手取り23万くらいは割と超える求人が多いです。

賞与も3か月分以上が一般的です。夫婦二人で職があれば楽に生活できるのと感じています。

もし失職した時もすぐ職が見つかれば収入の穴も少なくてすみますし、生活の安定感も戻しやすいです。自分は家族親戚には介護の学校に入った事が貴方の一番良かった事だと言われています。

それと求人が多いという事は様々な経験をできるという事です。自分は介護障害医療児童と様々な業種を経験させていただきました。

そのおかげでめったに仕事でフリーズしてしまう事が無くなりました。おむつ介助だけでも多くの種類があるのだなと感じています。

いくつも経験を踏んでいけば上位の資格を取る権利も手に入れられますし、実務の技なども手に入れられます。その事が今後の職にもフィードバックされます。

あと介護職は経験で評価されます。給与もそれで決められます。資格獲得も経験年数が重要になります。元々介護福祉士は単独で存在できる資格で、個々の経験値によって絶対評価が決まります。

組織に属しやすい人でも、個人で技を磨きたい職人肌の人も本人の素養を活かしやすい資格ではあります。

求人も経験年数が増えてくると、減っていく求人ジャンルもあれば経験が無いとできないジャンルもでてきます。特に管理者は経験が深くないとできないと思います。

キャリアップも転職によって可能という訳です。

私の場合介護のキャリアが5年あるのでケアマネージャーの受験資格があります。いずれ目指そうと思っていますが、今は現場が面白いので、勉強だけはしています。

ケアマネージャーは日勤が多く土日も休みがあるので家族がいる人にとっては良い求人が多いです。考えて記述して聞く仕事ですから、頭は要りますが、やりがいは大きいですね。

ケアマネージャーは給与的には現場と同じか少し上ですが、主任ケアマネになると包括などにも勤められるので給与はかなり高くなります。土日休みの所もほとんどです。

介護士の将来の希望としても良いのでは無いでしょうか。

理由③:ライフワークバランスが取りやすい

介護は夜勤が多く、生活が崩れやすいと言われがちですが、実際私の体験では、残業もほとんど無く、夜勤明けも楽でした。中にはサービス残業がある会社もあるらしいですが、常識的な範囲の残業がほとんどなのでは無いでしょうか。

例えばショート夜勤では夜10時から朝7時まで勤務して、家で仮眠を取って休日に入ります。一見きつそうなのですが夜勤自体が短いので体に疲労感が残らないのです。

16時間夜勤でも夜勤中様々な事がありますが、単独でやるにしても複数人でやるとしても夜勤が明けた後は満足感が強く残ります。

明け日の後日は休日なので2連休のような感覚になるので心理的に楽です。

勤務が楽に感じられてくると、休日や早番後の時間で自分の時間も安定して取れたり、資格の勉強もできます。勤務環境によって様様な時間配分ができるのでプライベートも楽しめるのでは無いでしょうか。

今自分の現場ではまだ日勤しか行っていませんが、夜勤がそろそろ入ります。

プライベートでは家族サービスしたり、子供と映画を見に行ったり、ブログを書いたりしています。ブログも近所の喫茶店で主に書いていて、それが終わると施設のレクの準備を家でしています。そのような余裕がこの職にはあります。

東京のように、終電間近まで働く事はありません。お金に工夫をして空いた時間で副業をする、それで家族で仲良く暮らす時間を増やしていきたいです。

介護職は時間で動きます。そして時間を上手く使う人が公私共々上手くいくことなのでしょう。

介護士の「未来」は明るい

介護士の「未来」は明るい

では今後、介護の業界や仕事はどうなるのでしょうか。気になる所ではあります。

制度の問題や国内の情勢などニュースやネットでの調べをしっかりやっておくと見えてくる事が多いです。介護の文献や専門書でも様々な考え方や制度設計が見えてくる事もあります。

介護はきつい汚いなど言われますが、逆にきれいに介護を行う事もできます。そうしたら日々が楽しくなるのでは無いでしょうか。排泄介助でも汚れないように清潔を保つ、その事が社会にも浸透していくと考えています。

介護に入って一番良かった事は人の事を考えてお金になる事です。あと国県市からさまざまなバックアップがある業種です。仕事で嫌な事があっても助けがあれば続けられます。

国の介護の制度設計も徐々にマンパワーにお金をかける方向にシフトしているので介護士の給与にも反映してくるだろうと考えています。

介護に対する熱い情熱がありましたら介護ライターで発揮するのも良いかも知れません。

理由①:求人が減る事が無い

介護業界の2025年問題で、多くの介護職員が足りなくなってきます。

しかし一向に求職者は増えていない状況なのです。専門学校の入学者も増えていません。介護部門が無くなった学校もあります。

つまり、どういう事かと言うと、経験者が必ず重用されるという事になります。現状では新規入職の職員はそれほど給与は高くないです。しかし5年を超える当たりでかなり給与状況は良くなってきます。

処遇改善など目に見えない部分が多いですが、業界全体で給与がアップしているので、転職を考えて求人を見ていると平均給与が上がっているのが分かるはずです。

この状況は求人者の方が有利であるのでこれからの時代では福利厚生等が充実してくるのでは無いかと考えています。これからの介護事業所は長く安心に勤められる事を重要視する事になるのでは無いでしょうか。

これからは介護保育医療がボーダーレスになり様々な能力を介護士が求められます。その時に介護士にどのような経験があるのか問われます。混合介護という制度も始まりはじめています。

それでは、介護士が介護以外の能力を持っているかが問われます。つまり介護士は人生の総合職のような能力が求められるのです。

また家庭で介護を行っている家族に現金給付がされる事が海外では行われています。日本でもそうなる可能性もあります。その時に介護士は家庭に伺い介護の助言や指導を行う可能性もあります。

またアジアでは介護福祉士の資格をグローバルにしようという動きもあります。海外で介護士をできる可能性もあります。介護の未来は広がっています。

理由②:介護士の立場の向上

最近のコロナ情勢のニュースで、看護師と共に再評価されているのが介護士です。

世に言うエッセンシャルワーカーの立場向上が叫ばれています。

以前はニュースでは相手にされずネットでは酷い事を書かれていた時もありましたが、今は2025年問題も含めて国が介護士の立場向上を国策としてやっている感覚があります。

介護職員の公務員化のニュースなどは、実現するしないは別にして介護が必須の仕事であるという証明であるでしょう。

確かに社会的立場の向上に対して否定的な記事も見受けられますが、立場向上の先には必ず福利厚生の向上が待っています。評価される業種には評価される結果が待っているのです。ですから私は社会的立場の向上の推進には賛成です。

最近では自分が介護士ですと言いやすい雰囲気はあります。

多職種連携では介護が入らない事も多かったですが、介護職の行える範囲が喀痰吸引実施等の医療行為実施で増えていく事によって発言力も大きくなるかもしれません。

あとどうしても今の職場が難しければ新たな職場を探すのも手です。多職種連携をやっている現場もありますし、長く続けられる現場を探した方が良い時もあります。

介護職は正社員になれる確率が高いです。その事は銀行に借り上げる場合も有効です。社会的立場の向上は色々な状況で可能性が広がっていきます。

国の制度や法律を決める時に現場の声を聴いていく事も現政権も行っています。徐々に介護の発言力が大きくなることを予想できます。

理由③:地域包括ケアシステムの発展

日本では超高齢化社会に向かう対策として地域包括ケアシステムの開発が必要になっています。

そこでは介護だけでは無く様々な専門職や一般の人他業種の人が参加して、介護が必要な高齢者を看取っていく仕組み作りが提案されつつあります。

そこで重要になるのが介護福祉士です。

もっとも利用者と近い存在である介護士が重要になるのです。多職種連携にも参画していくでしょう。介護士がリーダーシップを持って地域包括ケアシステムに参加すると考えられます。

まだ地域包括ケアシステムは確立していませんが、介護関係者も計画立案に参画しているので介護士に脚光が浴びるようなシステムになる可能性もあります。

私の5年、10年後のキャリア戦略

私の5年、10年後のキャリア戦略

私が5年後10年後にどういう介護士になるか、という事ですが、鍵はやはりITやICTだと考えます。

5年後目指す姿

自分は転職先でいつもIT担当になります。これをどこかで独立して活かせないかと考える事があります。

混合介護が始まりそうなので自分のPCやITの技術が介護の技術として認められて欲しいです。医療ではかなりIT化が進んでいて介護でもやっとタブレット等使い始めましたがまだまだ最先端にはほど遠い気がします。

例えば、認知症患者へのGPSでのキャッチアップなど余り日本では進んでないのですが、勿論倫理的な問題も関わりますが、ぜひIT機器を前向きに使ってほしいです。

10年後目指す姿

日本の介護の世界が世界基準のIT化した時に自分は一番自分の力が活かせると思います。

人を救うのにマンパワーだけで無くPCITの力を借りて救っていきたい。

給与的には手取りで40万(賞与含)はもらいたいですね。もう少しなので達成できるかも知れません。一つの現場に拘らなかったかも知れません。

最初の現場は手取り15万でしたから。皆さんも施設を上手く見極めて就職を決めて下さい。

希望としては介護の業界の人は良い人を残すように自浄作用を発揮していって欲しいですね。刹那的に辞める人が多いです。

キャリアップで転職すれば良いとは思うのですが、そうでない人もいます。特に問題を起こして辞めるのは止めた方がいいです。

休みを取って静かに退職して次の現場で頑張りましょう。

まとめ

普段行っている努力が必ず報われるのが介護です。自分に対してのきつい当たりが少なくなった時が認められた時なのです。

気づかない人もいますが、お金に割り切ったり、噂をしなかったり人によって公私の分け方は違います。皆さまこころを守ってください。

人が多い現場ですから心身を崩しやすいですが、皆さんほどほどに仲良くやりましょう。

それが自分の未来への希望です。

この記事を書いた人

fukumarurey
さん

経歴

  • 2015年4月~2017年3月:介護福祉系の短大に入学
  • 2017年4月~2019年3月:特別養護老人ホームに就職
  • 2019年4月~2021年7月:小児医療施設に転職
  • 2021年7月~現在:特別養護老人ホームに転職

資格

  • 介護福祉士

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