入居者の食事介助。もう、ワガママに耐えられない

入居者の食事介助。もう、ワガママに耐えられない

「介護職のやりがい」失った瞬間

入居者の食事介助の時に、それは起こった

ワタシ『〇〇さん、お薬の時間ですよー。喉の痛みと咳は治まりましたか?』

入居者『ぼちぼちかな。まだ、喉に違和感あるかな。』

ワタシ『はい、お薬です。』

入居者『え?いつもと違うよ』

ワタシ『ごめんない・・・。いつも一緒に飲んでいるゼリーの味がブドウ味しか置いてなくて。我慢して、これでお薬飲んで頂けますか。』

入居者『ブドウじゃなくて、リンゴ味!!!絶対にリンゴ味でしか、喉は通らないよ。』

ワタシ『〇〇さん、風邪こじらすと、後で大変な目にあいますよ。お願いですから、お薬飲んでください。』

入居者『リンゴ味じゃなきゃ、絶対に飲まないよ!ブドウじゃなくて、リンゴ味!!!』

ワタシ『・・・。』

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職場では感情的な人間が特に多く、責任感すらない

私が働いていた老人ホームは、比較的軽度な方が多く住んでいるので24時間365日の厳重な介護が必要というわけではなく、介護職として一般的に求められる業務のレベルは低い方だと思う。特に私のメインの業務は食事やレクリエーションだったため、介護職の仕事としてイメージされる汚くて体力を使うような仕事は他の人に比べて少なかったと思う。

とはいえ、介護職を辞めたいと思ったことは何度もあった。その理由は多岐に渡るが、第一に考えられるのは職場の人間関係だろう。

介護職に行きつく人間というのは、自分もそうだがどこか一般企業ではやっていけないような感情的な人間が多いように思われる。

それもちょっと怒りっぽいとか論理性に欠けるとかそういうレベルのものではなく、理不尽な程上司の言っていることはコロコロ変わるし、同僚は仕事に全く責任感を持っておらず仕事をよく押し付けてくる。

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人間関係が悪いゆえに、仕事が進まず、休みも取れない

もちろん職場の人間関係は最悪と言ってもいい程で、いじめこそないが派閥のようなものが出来上がっているために、仕事が円滑に進まないことは多々ある。

こんな環境に長く留まれる人もそうそういないので、新人は数か月でいなくなるし、場合によっては初日に出勤した後翌日から来なくなるなんてことも一度や二度ではない。そんな調子だから職場は慢性的な人手不足にも陥っていた。

メインの業務が食事とはいえ、入居者から目を離すわけにはいかないし、自分の仕事が場合によっては入居者の命に関わるかもしれないと考えると、非常にプレッシャーを感じ、給与に見合わない強いプレッシャーと職場の人間関係が相まって、ストレスに押しつぶされそうな毎日だった。

また、ストレス解消のためにリフレッシュしようにも、休みが不定期なため予定を入れることが難しく、場合によっては1週間ちょっと全く休みが取れないなんてこともあった。また、前述の通り職場の人間関係が悪かったために代休のお願いをするのが難しく、上司との仲も良くなかったために有給休暇を取れたことは一度もなかった。

入居者のワガママにもう耐えられない

そんな私にも、実は介護職を辞めたいと自覚した決定的なエピソードがある。ある日に、いつも通り入居者の食事介助をしているときのことだった。入居者の多くの方は、何らかの薬を毎食ごとに飲む必要があるのだが、中には薬を飲みたがらない入居者もいた。

そのような入居者の方のために、ゼリー等を使って薬を飲みやすいように工夫してあげていたのだが、この日はいつものゼリーを切らしてしまっていたため、水で飲んでもらうことにした。

しかし、入居者の一人がゼリーがないと薬を飲まないと言い出したのだった。命に関わることなのだから、子供みたいなわがままを言わないでもらいたかったのだが、変なこだわりが一度できてしまうとそれ以外の方法は意地でもとりたくないという考え方が歳をとるにつれて支配的になるのかもしれない。

こちらとしては、その人のためを思って仕事をしているのに、当人は全くその気持ちに応えてくれないという現実を突きつけられメンタルに深い傷を負い、私は介護職を辞めたいと強く思った。

今まで張りつめていた糸が切れてしまったのが分かった。

介護職の社会的存在意義ってなんだ?

介護職を続けていくうちに突き当たる壁というのは私のエピソードのようなものが多いのではないだろうか。窮屈な人間関係に、少ない休み、こちらが身を削りながらも誠意をもって仕事をしても返ってくるものはなにもない。

そもそも私たちのしている仕事は生産性のある仕事なのだろうかという疑問すらよぎることがある。

警察官は市民の安全を守り、教師は未来ある子供に教育を施す。では介護職は何か社会的に役に立つことをしているのだろうか。

確かに、私たちのサービスを受ける老人には役立っているのかもしれないが、それが社会に明確に良い影響を与えているかと問われれば即答はできない。大変な割に存在意義すらもわからないというこの仕事の性質が、一層退職を強く思わせたのだった。

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有料老人ホームに8年勤める介護職M.R(男性)さん
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